サステナビリティの取り組み

自販機運営リテイル事業

自動販売機の集約

複数メーカーの自販機が並べて設置されている現状を見直し、複数メーカーの商品を取り扱う当社自販機1台に集約することで、消費電力の削減や景観に配慮する取り組みを進めています。

省エネ自販機の導入

飲料を冷却する際に発生する熱や、外気の熱を利用して加熱に再利用する最新式のハイブリッドヒートポンプ式自販機を採用し、消費電力の大幅削減を実現しています。

募金自販機の設置

自販機の売上の一部を募金として各団体に寄付する自販機の運営を行っております。アシード株式会社では緑の募金付きの自販機を設置し「緑の募金」へ寄付する環境保全活動をすすめています。このほか犯罪被害者支援、防犯協会寄付、盲導犬協会等様々な団体との取り組みを行っております。

フードロス削減自販機の設置

群馬県渋川市の市有施設など数ヶ所に賞味期限が近くなった飲料や余剰在庫となった飲料を、通常価格より安価で販売する自販機を設置しています。

その他自販機リテイル事業での取り組み

・事務所や倉庫でLED照明への切り替え
・ルート担当者はフレックスタイム制を採用し、渋滞する時間帯を避けて作業を行うことで使用燃料の削減
・アシード㈱福山支店の倉庫屋根へ太陽光発電設備を設置し、自販機100台程度の消費電力を売電

アシード㈱福山支店の太陽光パネル

飲料製造事業

製造工場のGHG排出量推移

アシードブリュー㈱(旧アシードブリュー㈱+宝積飲料㈱)の排出量の推移です。原単位はGHG排出量(t)を製造量(kl)で割ったものとなります。

製造数量によりGHG排出量の増減はありますが、設備更新等により原単位では排出量は減少しています。

設備の更新による省エネルギー化

アシードブリュー㈱(旧アシードブリュー㈱+宝積飲料㈱)では、製造工程の設備を定期的に更新し、省エネルギー化を進めています。

2021年東広島飲料工場製品倉庫屋根に太陽光発電設備を設置
(製造ラインで使用する電力の一部として使用)
2021年宇都宮飲料工場コンプレッサーの高効率化(缶ラインの20%の電気量削減)
2022年宇都宮飲料工場工場の照明をLED照明へ移行
2023年宇都宮飲料工場パストライザーの更新
2023年東広島飲料工場新炭酸ラインの導入
2023年宇都宮飲料工場排水処理設備の改修
2024年宇都宮飲料工場製品倉庫屋根に太陽光発電設備を設置
(製造ラインで使用する電力の一部として使用)

新炭酸ライン
(東広島飲料工場)

排水処理設備
(宇都宮飲料工場)

太陽光発電設備
(宇都宮飲料工場)

資源循環モデル事業への参画

広島県が公募した「令和 5 年度海洋プラスチック対策(プラスチック使用量削減等)・リーディングプロジェクト支援事業」に対して、2022 年(令和 4 年)に三菱ケミカルグループが幹事会社として複数社と共同で提案し、2023 年 6 月に採択された「飲料ラベルの水平リサイクル実現に向けた資源循環モデルの構築」に宝積飲料㈱が参画し、資源循環型ラベルを用いたペットボトル飲料の製造を行っています。
詳細はこちら(三菱ケミカルグループ株式会社のページに移動します)

海洋プラスチックごみ削減への取り組み

宝積飲料㈱が「GREENSEA瀬戸内ひろしま・プラットフォーム」に参加しました。海に流出するプラごみを2050年にゼロにする目標を掲げるこのプラットフォームは広島県が設立し、県内外の飲料メーカーや素材メーカーなど20の企業・団体から成ります。参画企業は、課題ごとにワーキンググループを設け、具体的な対策を検討・実施していきます。